夏期スクーリングは、それぞれ1日目にレジュメなどをいただけますが、その時になって「あれやっておけばよかった」、「早く教えておいてほしいー」ということってありませんか?
読んでおいてよかった、読んどけばよかったなーという本を備忘録として書き記しておきたいので、そうします。
今回は日本法制史。
★事前に読んだ本
基本教科書の『日本法制史』。ちなみに縦書き。
細かく書かれている教科書。
歴史のおおまかな流れよりも、個別具体的な各論が重視されている印象。
レポートを書くためのコアに使う基本教科書を読むのはマスト。
歴史の流れがわかりにくいので、後に挙げる『概説日本法制史』(弘文堂)か『日本法制史』(青林書院)のどちらかがあったほうがいいかも。
高校時代の教科書。
シラバスを読んで、古代、律令、中世、近世の政治のところだけ拾い読み。
日本史Bは好きな科目ですが、私は中世以前に苦手意識があり、特に荘園のあたりは怪しかったので重点的に読みました。
基本教科書ではわかりにくい流れの確認にも使えました。
★読んでおけばよかった本→どちらか1冊でいいと思います。
『概説 日本法制史』(弘文堂),出口雄一他,2018年
この本は、山口亮介先生が前任校の北九州市立大時代に執筆参加されている本。
中大生協(多摩)には置いてなかった(売り切れた?)ので購入できず。
夏期スクーリング終了後、羽田へ向かう前に書店でざっと見ましたが、読みやすそうな基本書でした。
多摩センターの丸善に置いていたので、よろしければどうぞ。
『日本法制史』(青林書院),浅古弘 他,2010年
こちらは2010年発行の標準的な教科書。
マケプレで安く買える。1回読んでおくと理解が捗る。
商事法務フェアをやっていた中大生協(多摩)では特に青林書院フェアは謳ってなかったと思うけど、20%offで買えてラッキー。
初日の昼休みに購入して宿で読みました。
付け焼刃だったから、テストへの効果はほとんどなかったけど、事前に読んでおいた方が良かったなぁと思いました。