中大通教に限らず、通教生最大の壁、それはレポート提出だと思います。
こんばんは。
入学した頃にこんな記事を書きましたが、
lowlawyerxstudy.hatenablog.com
全くもってタイトルと内容の不一致がはなはだしく、申し訳なく思っています。
あの頃は、入学して割とすぐに刑法各論の短期スクーリングがあったため、
急ぎレポートを書いていたころでした。
入学セットが届いたのは4月末、スクーリングが5月中旬で、とにかく時間がなかった。
応用的な問題でしたが、第3課題と第4課題が事例問題で書きやすそうだったので、
本で「ひな形」を研究し、それをお手本にして、論理的破綻が起きないようにしながら書きました。
結果は2通ともE(不合格)でしたが、再提出でどちらもAをいただいたレポートです。
ある「ひな形」とは、受験新報(休刊)という司法試験受験雑誌の演習問題の解答です。
当時の職場にロー卒(司法試験最終合格者)の友人がいて、答案の書き方を質問したところ、推してもらったのが受験新報でした。
その後は、レポートの書き方の本を大型書店で手あたり次第にあたり、
良さそうものは購入するという繰り返しをしました。
ただ、こう言った本は、書き方の手ほどきをしてくれるわけではなく、
抽象的な話も多かったのですよね。
本棚に眠っている本が何冊もあります。
結局行きついたのは、
法学書院からでている、『演習ノート』という問題集と、
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このあたりです。
あとは、法学教室と法学セミナーで気になる記事を図書館で探していました。
特に、『法を学ぶ人のための文章作法』を何回も読み、『ぶんせき本』の答案を繰り返し読むことで、ひな形というか、法的三段論法など、そういうのを頭に入れました。
その後は、『演習ノート』で実際に書いてみる。
『演習ノート』は古いので、あくまでも「ひな形」作りの練習と思ってください。
他の人の答案を読む、誰かに添削してもらうというのはかなり勉強になると思います。
難点は、これが通じるのは、事例問題だけということ。
現在の司法試験は「…について論ぜよ」という形態の1行問題は出題されないですしね。
あとは、試行錯誤しながら身につけるしかないんですよね。
私も、いまだにサラサラ書けるようにはなっていないので、偉そうなことは言えないのですけど。
2月に2022年度の入学申込が始まるので、書いてみました。
レポート合格は、科目試験とスクーリングの通過点で、絶対にA合格を取る必要もないのですが、テスト勉強にもなりますしね。
私は、納得がいくまで書くようにしています。