はくとLog

中央大学法学部通信教育課程で学び、脱落しないことが目標です

レポート作成に予備校本を使うか?

通教生のブログやTwitterを徘徊していると、予備校本を使ってレポートを書いている方も多いように思います

 

わたしは、レポート作成で予備校本を使わない派です

予備校本は、論点がわかりやすく規範がまとめられていて使える論述も載っているので、勉強の役に立つとは思います

ただ予備校本は、当たり前ですが著者があいまい(例:シケタイ、c-Book)で、重要な論点にのみ偏っていていたり、マイナー論点は落としがちだったりします

特に第1課題、第2課題のような「基礎的な問題」では使いにくいこともあるので、レポートに関しては、基本書と判例集コンメンタールを使っています

たまに、昔の『白門』掲載論文をNDLから遠隔複写で取り寄せたり、法学教室などの法律雑誌を使ったりもします

 

かといって、予備校本を持っていないわけではありません

確かに、王道のシケタイは持ってないけど、呉先生のシリーズはほとんど持ってるし、辰巳のぶんせき本も持ってます

特に趣旨規範は手放せない

来月号で休刊になるけど、受験新報も定期購読していますし、本棚には家族が使っていたc-Bookが鎮座しています

 

ただ、予備校本をたたき台に、その論証を使ってレポートを書いているのに、参考文献としては書けないからと、使っていない基本書をさもさも使ったかのようにレポートの参考文献として使いましたーというのが、どうも腑に落ちないんですよね

(といっても、レポートは科目試験を受ける上で通過さえすればよいものである、という考え方もあるのは理解できる)

 

基本書と予備校本、それぞれに良し悪しがあって、何をベースに勉強をするか、何を使ってレポートを書くかというのもそれぞれなので、否定も肯定もしないけど、少なくともわたしは、レポート作成では予備校本を使わないけど、科目試験の勉強に使うとか、状況に応じて使い分けをしているということを言いたかったのです